場内指名のない銀座クラブで場内指名が重要な理由とは?
銀座には「場内指名」という概念がないですが…
キャバクラだと場内指名がなかなか思うように取れないという悩みはよく聞きます。キャバクラで場内指名が取れないと、当然ではありますがバックも発生しないし、本指名も取りにくく、お給料もなかなか上がりません。
「場内指名 取り方」で検索すると、接客や会話のテクニックなどが書かれた記事が色々とヒットしますが、場内指名が取れない方は、そもそもフリー席に着く回数が少ないというケースが大半です。
というとキャバクラの話題に感じるかもしれませんが、実は違います。
実は場内指名が重要なことは「場内指名バック」のような目に見える成果がない銀座の高級クラブでも重要なことです。
バックもないのになぜ場内取れるように頑張らなくちゃいけないの?と思う方もいるかもしれません。
その答えはYESです。というか銀座の高級クラブでは「お客様をつかんで売上をあげる」ことよりも重要だというと驚くかもしれませんが、先に言ってしまうとそれが結論です。
「場内指名が大事」だという今日の話のキーワードは「永久指名」と「同伴ノルマ」「常連客」「ママ」「係」「ヘルプ」です。
このようなキーワードを聞いただけで「ああなるほど」と思う方にはこの記事は不要かもしれません。
ですが反対に「え?それってどういうこと?」と思う銀座初心者の女性、銀座のクラブに入店できたものの同伴ノルマがこなせなくて悩んでいる女性などにはぜひ読んでいただきたい記事です。
実は同伴ノルマ以前に銀座での基本的な振る舞い方を理解していない可能性もあります。
負のスパイラルに入る前に問題の重要性を理解して欲しいです。
今日の記事を実践していただくことで、あなたの悩みも負のスパイラルも根本的に解決されます。
「永久指名」だからこそ重要な「場内指名」と「同伴」
キャバクラでの定義になりますが、「指名なし(フリー)で来店したお客様からもらう指名」のことを場内指名といいます。
キャバクラでは女性が基本的に3人交代くらいで接客します。ボーイ(付け回しの男性スタッフ)がキャストを呼びに来るのでそれが交代の合図です。
この時にお客様が場内指名をすると、交代がなくなって指名されたキャストが引き続き接客します。
これが増えればキャバクラでは当然本指名や同伴につながることは理解できるかと思います。
これに対し、「永久指名」で一見さんお断りで会員の紹介がないと入店すらできない銀座のクラブの場合、そもそもキャバクラでいう「フリー客」が存在しませんが、それでも「場内指名」というのが重要だというと意味がわからないと思われるかもしれません。
でもそう思ってしまう人がいればそれは銀座のクラブの基本ルールを理解していないとも言えます。
その証拠に意味がわからないと思った方は同伴ノルマに苦戦していませんか?
実はこの「場内指名」と「同伴」がリンクしています。
「常連客=他人の客」と思ってはいけない?
確かに「永久指名」の銀座ではよくお店に来店する常連のお客様にはほとんどの場合に指名の女性、つまり「係」がいます。
ですが、
毎日のようにお店に来店する常連のお客様に「この子席について欲しくないな」と思われたらそれは銀座のクラブでは終了を意味します。
終了というと大げさですが、決められた会員のお客様しか原則来店しない銀座のクラブで常連のお客様に「この子席につけないで」と言われてしまうとヘルプとしての働き場がなくなります。
ヘルプというのは当たり前のことですが、ママや係の女性にヘルプとして呼ばれるか常連のお客様に「この子席について欲しいな」と思われなくなるとつく席がなくなってしまいます。
「永久指名」の銀座のクラブでは「同伴」はママや係の女性などの他人のお客様としてもOKです。お客様を持っていない状態で入店した女性が入店2ヶ月後から発生する「同伴ノルマ」をこなすためにはママや係の女性のお客様と仲良くなって同伴することが必須になります。
キャバクラなどの経験があると「他人のお客様と同伴する」というだけで仰天してしまうかもしれませんが、永久指名の銀座では全く問題なく許される行為です(同伴しても指名が変わるわけではない)。
キャバクラとクラブの大きな違いに「席につく時に他人のお客様に名刺を渡して自己紹介して良い(むしろしないと男性スタッフに怒られます)」という点がありますが、この辺からも他人のお客様と連絡先を交換して同伴の約束をすることが何の問題もない行為であることが(キャバクラでは絶対にNGです)わかるかと思います。
それどころか同伴すればママや係の女性からすれば「この常連のお客様はこの子のこと気に入っている」と思ってくれて、その常連のお客様が来店した際には積極的に自分のテーブルにヘルプとして呼ぶようになります。
ヘルプのお仕事は当たり前のことですが「ヘルプとして自分を必要としてくれるテーブル」がないと仕事が成立しません。どこのテーブルにも呼ばれない女性は残念ながらお店としても戦力外通告をせざるを得ません。
つまりヘルプの立場としては「ママや係の女性のテーブルに呼んでもらう」ということがまずは必要になります。
そのためにも常連のお客様に気に入ってもらうことはとても重要です。
バックは発生しなくても「場内指名」が重要だという意味がわかってきましたでしょうか?
店客(指名、係のいないお客様)をまわしてもらうには?
また常連のお客様に気に入っていただいていつもテーブルに呼んでもらえるというのは男性スタッフから見ても「この子人気があるな」と思ってもらうきっかけになります。
永久指名の銀座で自分のお客様をつかむためには、すでに他のホステスのお客様の席(ヘルプ席)ばかりついていてもいつまでたっても獲得できません。
でもキャバクラと違ってフリー客はいません。どうすれば良いのでしょうか?
それがフリー客とは銀座では言いませんが「店客」と言われる存在です。
「店客」とはお店の常連ではあるものの、以前指名していた女性が辞めたなどの理由で現在指名の女性がいないお客様を指します。
実は銀座のクラブでもこの「店客」は誰が自分の指名客にしても良いのでキャバクラでいう「フリー客」のような存在です。
つまりこの「店客」をできるだけ多くまわしてもらう事で、指名を取るチャンスが増えます。
「店客」をより多くまわしてもらうにはどうすればいいでしょうか?
銀座のクラブというのは商売、ビジネスです。
ビジネスである以上ホステス全員が皆平等に同じ回数だけ店客の席につけるわけではありません。お店の人の中で「この子は席につけると指名につながるかも」という風に優先順位が決まっていて優先順位の高い女性からから店客の席につくことができます。
ちなみに銀座特有の風習ですが、この店客を管理しているのは黒服と呼ばれる男性スタッフです。ですので銀座の高級クラブでは男性スタッフが「店客」と食事などをして同伴することも普通にあります。
となると男性スタッフの目線で「この子をこのお客様(店客)につけたら指名してくれるかも」と思わせなければいけません。
その優先順位が低いままだと、店客につくチャンスが少ない→指名がとれない→結果がでないから更にチャンスが減る→指名が取れないという負のスパイラルから抜け出せません。
これが常連のお客様にいつも呼ばれている女性の場合はどうでしょうか?
「常連の〇〇さんに気に入っていただける女性なら今は指名がいない〇〇さんが指名してくれるかも」と思いますよね?
指名客を獲得するチャンスが巡ってくるのです。
付け回しの優先順位を上げるには?
では「店客」を優先的につけてもらう必要があります。「付け回しの優先順位」というとキャバクラっぽく聞こえますが、銀座のクラブでも同じことが求められます。
どんな女性ならそう思われるのか?
ここまで話してきたのでお分かりだと思いますが、あまりやる気が感じられなく常連客のウケもイマイチの女性と未経験でいつもヘルプばかりで指名も取れていないけど、常連のお客様の評判もよく、やる気満々で見込みのある女性だとどちらの方が優先順位が高くなると思いますか?
当然やる気のある女性の優先順位が高くなります。
見込みがあってやる気が感じられる子には、お店の人も何とかして指名客を獲得して欲しいと思います。
そのためにも男性スタッフに対してのやる気アピールも非常に重要になってきます。
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今回は銀座の高級クラブでは存在しない概念である「場内指名」がいかに重要なのかについて説明してきました。
結局は永久指名で会員制という環境はキャバクラのように自分のお客様をつかんで売上を立ててというのが最初は簡単にできない、つまりヘルプとして働く期間が長いことが影響しています。
ヘルプとして働く以上は、常連のお客様(会員制の閉じられた空間ですので重要です)やママ、係の女性に「この子がテーブルにいてほしい」と思われることが最も重要なことになります。
キャバクラと違って「場内指名バック」のようなものはありませんが、同伴につながったりもします(銀座では他人のお客様との同伴もOKです)ので結局は自分にプラスになります。
そしてその場内指名をとるには、まずチャンスを増やす必要があります。
チャンスを増やすためには、付け回しの男性スタッフに「この子を席につけると常連のお客様が気に入ってくれるかも」と感じさせるようなやる気アピールが重要です。
同様にママや係の女性に「この子が自分のテーブルにいて欲しい」と思われることが重要なのが銀座独特の特徴になります。
自分のお客様をつかむことも大事ですが、銀座のクラブの場合はそれ以前にお店の人やママ、係や常連のお客様を味方につけると、より稼ぎやすい環境を手に入れることができます。
特にお客様を持っていない状態で入店した女性の場合、まずチャンスを与えてもらえないと始まりませんのでまずはお店のスタッフに気に入られるように上手にやる気をアピールしましょう。
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